第112回医師国家試験 D19
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第112回国家試験 D19
72歳の女性。動悸を主訴に来院した。5年前に大動脈弁狭窄症に対して機械弁による大動脈弁置換術を受けており、定期的に受診し、ワルファリンを内服している。これまでの受診時の心電図検査では洞調律であったが、来院時の心電図は心拍数 104/分の心房細動であった。 意識は清明。脈拍 96/分、不整。血圧 120/76 mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。頸部血管雑音を認めない。呼吸音に異常を認めない。神経学的所見に異常を認めない。 血液所見:赤血球 468 万、Hb 13.7 g/dL、白血球 7,300、血小板 18 万、PT-INR 2.3(基準 0.9〜1.1)。 この患者への対応として適切なのはどれか。